元号の予言(イハト成る)

 ※当記事は、都市伝説を扱った書籍やTV番組などを見るような気持ちで、あまり真に受け過ぎないように読んでいただければ幸いです。



 日本の元号を見ていて面白いことに気付きました。
 それは、明治から平成の漢字を一部分解し、文章化すると予言詩のようになることです。

 まず、各年号の一部の漢字を分解します。
○明治 → 日月治
○大正 → 大正 (※分解なし)
○昭和 → 日召和
○平成 → 一八十成
 次に、これを文章化します。
日と月が治め、大いに正す。
日が和に召され、一八十(いはと)(※岩戸)成る。
 不思議なことにきちんと文章になり、まるでノストラダムスの予言詩のようです。


 さて、これに解釈を施してみましょう。

 まず、「日」とは、太陽神である天照大神のことで、その真の正体であるイエス・キリストのことを指しています。

 次に、「月」ですが、これは、日(=陽)に対する月(=陰)を意味するものです。よって、日=イエス・キリストですから、それに対応する陰のものとなるでしょう。
 それは、イエス・キリストの教えを守り抜いた信徒たちを意味するのかも知れませんし、イエス・キリストの妻のことかも知れません。また、それ以外の存在のことを指しているのかも知れません。

 なお、『ヨハネの黙示録』には、キリストの花嫁について、次のように記載されています。
<『ヨハネの黙示録』 21章9-10節>
 最後の七つの災いで満ちている七つの平鉢を持っていた七人の天使の内の一人がやって来て、私に話してこう言った、「こちらに来なさい。私はお前に小羊の妻である花嫁を見せてあげよう」。
 この天使は、霊に満たされた私を大きくて高い山に連れて行って、
聖都エルサレムが神のもとから送り出され、天から降って来るのを見せてくれた。
 つまり、『ヨハネの黙示録』によると、キリストの花嫁とは聖都エルサレムのことであり、その観点から言えば、「日と月が治め」は「日が月で治め」とした方がいいかも知れません。

 ここでの「月」の解釈は、一応、「イエス・キリストの教えを守り抜いた信徒たち」としておきましょう。


 次に、「大いに正す」はそのままの意味で、この世の乱れや歪み、偽善などを正すということでしょう。
 『ヨハネの黙示録』には、次のような記載があります。
<『ヨハネの黙示録』 8章13-9章11節>
 そして、私が見ていると、一羽の鷲が空高く飛びながら、大きな鳴き声をあげて、「災いだ、災いだ、災いだ、地上に住む者たちにとっては。三人の天使たちが今まさに吹き鳴らそうと構えている、残りの三つのラッパが響き渡るのだから」と言うのを聞いた。

 第五の天使がラッパを吹き鳴らした。すると、私は
一つの星が天から地上に落ちるのを見た。その星には底知れぬ深淵に通じる穴を開く鍵が与えられた。
 
その星が、底なしの深淵に通じる穴を開くと、穴から大きな竈から出る煙のような煙が立ち上がり、太陽も空もこの穴の煙によって暗くなった。
 その煙の中から、イナゴが地上に飛び出た。彼らには、
地のサソリの持つような力が与えられた。
 そして、彼らは、地上の草やどんな青物にも、あるいはどんな樹木にも害は加えないで、ただ、額に神の刻印を押されていない人間にだけに害を加えるように言い渡された。
 しかし、これらの人間を殺してはならず、ただ、
五ヶ月の間、苦しめることが許された。その苦しみは、サソリが人を刺した時のような苦しみであった。
 その期間、これらの人たちはむしろ死を探し求めるが、死を見い出すことはできず、また、死んでしまいたいと望むが、死の方が逃げ出す。

 それらのイナゴの姿は
出陣の用意を整えた馬に似ており、その頭には、金製の冠に似たものを被り、その顔は人間の顔に似ていた
 それらは
女の髪の毛のような髪の毛を持ち、その歯と言えば、獅子の歯のようであった。
 それらは、鉄の胸当てのような胸当てを持ち、またそれらがはばたく羽音は、戦場へと馳せる多数の馬に引かれた戦車の轟きに似ていた。
 ここでは、出陣の用意を整えた馬に似て、金製の冠を被り、人間の顔に似た顔を持つなど、奇怪なイナゴが登場し、サソリの持つような力で額に神の刻印を押されていない人間だけに害を加える様子が記載されています。

 このイナゴは、未知のウイルス、武装した兵士、戦車など、さまざまな解釈がありますが、実はこの箇所は、文章をそのまま読むのではなく、象徴を読み解いて謎解きをしなければ、全く意味が分からないように仕組まれています。

 そして、ここで隠されている象徴とは星座で、上の記載の青字の部分は、以下の通り、星座に対応しています。
記載内容 象徴する星座 備 考
一羽の鷲が空高く飛び 鷲座 ○主星のアルタイルは「飛ぶ鷲」という意味
一つの星が天から地上に落ちる
その星が、底なしの深淵に通じる穴を開く
琴座
○主星のベガ(織姫星)は、アルタイルの「飛ぶ鷲」と対になって「落ちる鷲」と言われる
○琴座はギシシャ神話のオルフェイスの琴とされ、オルフェイスは亡くなった妻を取り戻すために冥府に降る
煙のような煙が立ち上がり 天の川
(星座ではありませんが)
 
サソリの持つような力 蠍座  
出陣の用意を整えた馬に似ており、その頭には、金製の冠に似たものを被り、その顔は人間の顔に似ていた 射手座
南冠座(金製の冠)
○射手座は半神半馬のケイローンで、上半身が人間で下半身が馬
女の髪の毛のような髪の毛を持ち 乙女座  
獅子の歯 獅子座  
はばたく羽音は、戦場へと馳せる多数の馬に引かれた戦車の轟き 白鳥座 ○白鳥座に関するギシシャ神話では太陽を曳く戦車が出てくる
 該当する星座の夜空での配置は、下図の通りとなります。

      

 天の川沿いの星座と、そこから右へ黄道沿いの星座が、『ヨハネの黙示録』の該当箇所に象徴として盛り込まれていたことが分かります。

 ただし、一つだけ登場していない星座があります。天秤座です。
 しかし、これは登場しなくてよいのです。何故なら、これら全ての象徴は、天秤座を暗示するためのものだからです。また、天秤座も含めて暗示している証拠に、サソリが人間を苦しめる期間が「五ヶ月の間」と記載されています。これは、射手座から獅子座の五ヶ月間を暗示するためのものであり、やはり、天秤座も含まれているのです。

 そして、該当箇所で明示的に示されずに隠されていた天秤座こそ、もっとも大切なものであり、これらの象徴で示したいのは天秤座なのです。

 天秤座は、ギリシャ神話において、正義の女神アストライアの持つ天秤であるとされます。この天秤は正邪を量る天秤で、正しき人を乗せた皿は持ちあがり、邪なる人を乗せた皿は下がったと言います。

 つまり、『ヨハネの黙示録』は、この正邪を量る天秤を暗示することにより、この時点で正邪や真偽が明らかにされることを示唆しているのです。
 また、次のように記載されていた苦しみとは、この正邪が明確に示されることによって、もたらされる苦しみのことです。
○その苦しみは、サソリが人を刺した時のような苦しみであった
○これらの人たちはむしろ死を探し求めるが、死を見い出すことはできず、また、死んでしまいたいと望むが、死の方が逃げ出す
 正義の側にいるつもりの人々が、自分たちの偽善が明らかにされて、苦しみもだえるのです。
 (※その他詳細は、拙著『「ヨハネの黙示録」開封』を参照願います)

 以上、『ヨハネの黙示録』に隠されて記載されている予言は、日本の元号の予言詩の「大いに正す」と同じことを示していると言えるでしょう。


 さて、元号の予言詩の解釈に戻り、次に「日が和に召され」です。
 「和」とは日本のことで、「日が和に召され」とは、キリストが日本で復活することを示しています。

 最後に一八十(いはと)成る」です。
 一八十(いはと)とは、岩戸のことで、天照大神が隠れた天の岩戸のことを示しています。

 天照大神が天の岩戸に隠れたことは、拙著『古事記に隠された聖書の暗号』に記載した通り、天照大神の真の正体がイエス・キリストであることを隠したことを象徴しています。
 また、当HPで明らかにしてきたように、日本が実は古来からキリスト教国であったことは、さまざまな場所、物に隠されて暗示されています。

 はるか昔の日本において、自分たちが信仰する神を隠すということが行われたのは(※おそらく、それを計画・指示したのは、聖徳太子)、何らかの神示があったからであり、おそらく、日本の地にキリストが復活するための準備としてなされたことだと私は考えています。
 これを私は「岩戸の秘義」と呼んでいますが、イエス・キリストが復活することにより、この、「岩戸の秘義」が成就すること、それが  一八十(いはと)成る」です。


 以上、元号の予言詩の解釈をまとめると次の通りです。
日と月が治め、大いに正す。
日が和に召され、一八十(いはと)(※岩戸)成る。
イエス・キリストとその信徒たちがこの世を治め、この世の乱れや歪み、偽善などを大いに正す。
イエス・キリストが日本に復活し、岩戸の秘義が成就する。

 キリストの復活は近いかも知れません。





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