5-(2).古事記の中つ巻は鏡合わせ |
拙著に記載した通り、私は、神武天皇と応神天皇が同一人物であると考えています。
この前提に立つと、古事記の中つ巻は神武天皇で始まり、応神天皇で終わるということで、最初も最後も同一人物になっていることになります。
そして、丁度、中間に当たるのが孝元天皇になり、孝元天皇の前後の天皇の享年をそれぞれ足してみます。
名前 |
@ |
A |
B |
C |
D |
E |
F |
G |
H |
I |
J |
K |
L |
M |
N |
神
武
天
皇 |
綏
靖
天
皇 |
安
寧
天
皇 |
懿
徳
天
皇 |
孝
昭
天
皇 |
孝
安
天
皇 |
孝
霊
天
皇 |
孝
元
天
皇 |
開
化
天
皇 |
崇
神
天
皇 |
垂
仁
天
皇 |
景
行
天
皇 |
成
務
天
皇 |
仲
哀
天
皇 |
応
神
天
皇 |
享年 |
137 |
45 |
49 |
45 |
93 |
123 |
106 |
57 |
63 |
168 |
153 |
137 |
95 |
52 |
130 |
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合計:598 |
合計:798 |
上記の表の通り、中心となる孝元天皇の享年の十の位が、@〜Fの合計の百の位に、一の位がH〜Nの合計の百の位と一致しているわけです。
このことは、以下のことを示しているのかも知れません。
「G孝元天皇〜N応神天皇が実在の人物で、@〜Fの天皇はH〜Nの天皇を鏡合わせで作り出した」
もちろん、その目的は天皇の数を増やして旧約聖書の内容を古事記に盛り込む為です。
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