民はモーセが山から降りて来るのが遅れているのを見て、民はアロンに向かって群がり、彼に言った、「立ち上がって、俺たちの前を行く神々を俺たちのために作れ。何故なら俺たちをエジプトから導き上った男、あのモーセに何が起こったのか、俺たちには分からないのだから」。
アロンは彼らに言った、「お前たちの妻や息子や娘たちの耳にある金の輪を外し、私のところに持って来い」。民は皆、彼らの耳にある金の輪を自分で外し、アロンのところに持って来た。彼は、彼らの手から受け取り、それを小刀を使って形を整え、それを若い雄牛の鋳像にした。彼らは言った、「イスラエルよ、これらが、お前をエジプトの地から導き上った、お前の神々だ」。
アロンは見て、その前に祭壇を建てた。そして、アロンは叫んで言った、「明日はヤハウェのための祭りだ」。彼らは翌朝早く起きて、全焼の供犠を献げ、和解の供犠を献げた。民は座って食べて飲み、立ち上がって戯れた。
(出エジプト記32章1-6節)
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