彼は、青銅の二本の柱を造った。一本の柱の高さは十八アンマ(※約8.1m)、周囲はひもで測って十二アンマ(※約5.4m)で、もう一つの柱も同様であった。
また青銅で二つの柱頭を鋳造して、柱の頂に載せた。一方の柱頭の高さは五アンマ、もう一方の柱頭の高さも五アンマであった。柱の頂の柱頭のために、格子模様あるいは鎖で編んだ花模様の網目細工を、一方の柱頭に七つ、他の柱頭に七つ造った。
彼はまた、柘榴を造った。柱の頂にある柱頭を覆うために、一方の格子模様の周りに二列、他の柱頭にも同じようにした。前廊の柱の頂にある柱頭は百合の花の形をしており、四アンマの高さであった。
二本の柱の上にある柱頭には、格子模様の側面の膨らみの周りに二百個の柘榴が両方の柱頭に列をなして巻いていた。この柱を神殿の前廊の前に立てた。右の柱を立てて、これをヤキンと名付け、左の柱を立てて、これをボアズと名付けた。柱の頂に百合の花の形があり、こうして柱の制作は終わった。(列王記・上 7章15-22節)
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