だが、私はあなたがたに真理を言う。私が去ることは、あなたがたにとって有益である。私が去らないなら、弁護者(※)があなたがたのところに来ることはないが、私は、自分が行けば、彼をあなたがたのもとに派遣することになるからである。
その方が来る時には、罪について、義について、また裁きについて、世を暴くであろう。罪について、つまり人々が私を信じようとしないことを、義について、つまり私が父のもとに往こうとしており、もはやあなたがたが私を見なくなることを、また、裁きについて、つまりこの世の支配者が裁かれてしまっていることを。
あなたがたに話しておきたいことが私にはまだたくさんあるが、今はあなたがたがそれに耐えられない。だが、その方、つまり真理の霊(※)が来る時には、あなたがたをあらゆる真理の内に導くであろう。その時、彼は自分から語るのではなく、聞くことを語り、来るはずのことをあなたがたに告げることになるからである。
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