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 5-(81).猿田毘古神と塩土老爺(その7)

 ※当記事は、(その1)(その2)(その3)(その4)(その5)(その6)からの続き。


 当記事では、塩土(しおつつの)老爺(おじ)(=住吉三神)が祀られる住吉大社の配置を見て行きたいと思います。



8.住吉大社の配置

 住吉大社の配置を調べてみると、重要な意味を持たせて他の神社との配置を決定したことが分かります。


 まず、住吉大社は、鈴鹿にある椿大神社、および、熱田神宮と方位角66度(※)で一直線に並んで配置されています(※詳細は、記事「5-(70).猿田毘古神=イエス・キリスト(その7)」を参照)。なお、椿大神社は伊勢国一宮で、猿田毘古神を祀る神社です。
方位角・・・真北を0度とし、時計回りに度数を示したもの。真東は90度、真南は180度となる。

 次に、住吉大社は、伏見稲荷大社、そして、滋賀の白髭神社と方位角32度で一直線に並んでいます。白髭神社は近江国一宮で、やはり、猿田毘古神を祀る神社です。
出発点 到達点 方位角 距離
住吉大社 伏見稲荷大社 32°56′29.85″ 87,361.392(m)
伏見稲荷大社 白髭神社 32°18′29.47″ 40,430.699(m)
※緯度経度の算出は、「MAPPLE 地図」を使用(※現在は提供されていない)
※方位角と距離は、「測量計算(距離と方位角の計算)」のPGMを使用
<参考:各地点の緯度経度>
地点名 北緯 東経 備考
住吉大社 北緯34度36分33秒 東経135度29分48秒    
伏見稲荷大社 北緯34度57分50秒 東経135度46分34秒  
白髭神社 北緯35度16分18秒 東経136度0分49秒  

 そして、これらの情報を地図上にまとめると、以下の通りとなります。

      
     ※秋葉神社下社は参考まで。


 「住吉大社−椿大神社−熱田神宮」、「住吉大社−伏見稲荷大社−白髭神社」と、それぞれ住吉大社を起点にして一直線になるよう配置されているわけです。

 先に、「住吉大社−伏見稲荷大社−白髭神社」の方から見てみたいと思いますが、ここで、(その6)に掲載した表をもう一度掲載します。
『ヨハネの黙示録』 伏見稲荷大社 備考
今おられ 塩土(しおつつの)老爺(おじ) 田中(たなかの)大神 田の中(=この世)で人々の成長を見守っているイエス・キリスト
かつておられ 猿田毘古神 佐田彦(さたひこの)大神 猿田毘古神で、漁(=布教)の最中に死亡したイエス・キリスト
やがて来られる方 宇迦之御魂(うかのみたまの)大神 この世の終末に、良い実を成らせた穀物(=人々)を刈り取る「再臨のキリスト」
 そして、この表を念頭に先程の「住吉大社−伏見稲荷大社−白髭神社」の神社を見てみましょう。

 まず、住吉大社で祀られる住吉三神は塩土(しおつつの)老爺(おじ)と同一神で、つまり、「今おられ」に相当します。

 次に、伏見稲荷大社の祭神は宇迦之御魂(うかのみたまの)大神ですので、「やがて来られる方」。そして、猿田毘古神を祀る白髭神社は「かつておられ」に対応します。


 続いて、「住吉大社−椿大神社−熱田神宮」ですが、猿田毘古神を祀る椿大神社は「かつておられ」に相当。

 そして、熱田神宮ですが、当神の祭神はご存知の通り、草薙剣です。

 この熱田神宮と草薙剣については下記記事で記載した通り、私は、『ヨハネの黙示録』との関連で捉え、特に、
草薙剣は再臨のキリストによる刈り入れを象徴したものだと考えています。
○記事「草薙剣と『ヨハネの黙示録』(その1)
○記事「草薙剣と『ヨハネの黙示録』(その2)
 つまり、熱田神宮の祭神である草薙剣は、再臨のキリストの持ち物として祀られているのであり、結果、熱田神宮は「やがて来られる方」に対応することになります。

 以上、まとめると次の表の通りとなり、並んでいる順番は異なりますが、
「今おられ、かつておられ、やがて来られる方」で、3つ1セットにして配置されていることが分かります。
『ヨハネの黙示録』 方位角32度 方位角66度
今おられ 住吉大社 住吉大社
かつておられ 白髭神社 椿大神社
やがて来られる方 伏見稲荷大社 熱田神宮


 それでは次に、住吉大社の境内に目を移してみましょう。

 住吉大社は下図の通り、四つの本宮から成り、神社の奥(東側)から順に、第一本宮(底筒之男(そこつつのをの)(みこと))、第二本宮(中筒之男(なかつつのをの)(みこと))、第三本宮(上筒之男(うわつつのをの)(みこと))と並んでおり、さらに、第三本宮の隣(南側)の第四本宮には、これら三神を現した神功皇后が祀られています。

       

 この地図を見ていて私が気づいたことは次の2点です。
@.第一本宮のさらにその奥に、楠君(なんくん)社が配置されていること(※「君」は、正式には「王へん+君」)。
A.本宮全てが、東西(地図上では水平)に配置されておらず、やや南寄りになっていること。
 まず、@ですが、参拝者は西側の反橋を渡って参拝し、それぞれの宮の前、つまり、東に向かってお祈りすることになりますが、第一から第三のどの宮を拝しても楠君(なんくん)社に向かって参拝していることになります(真っ直ぐ一直線というわけではありませんが)。

 何かしら意図的なものを感じて、怪しい限りですが、さらに、この楠君(なんくん)社で祀られているのは宇迦之御魂(うかのみたま)なのです。

 宇迦之御魂(うかのみたま)と言えば、今まで説明して来た通り、「やがて来られる方」に相当し、その真の正体は、再臨のキリスト。また、住吉三神(=塩土(しおつつの)老爺(おじ))は「今おられ」に相当しますから、結果、住吉大社の境内で「今おられ」「やがて来られる方」が一直線に並んでいることになります。

 そして、残りは「かつておられ」になりますが、これが、次の「A.本宮全てが、東西(地図上では水平)に配置されておらず、やや南寄りになっていること」に関連して来ます。

 実は、この「真東よりやや南より」に向かって、ずんずん進んで行くと、その先には、伊勢神宮の内宮(ないくう)があるのです。

 住吉大社から内宮(ないくう)への方位角は以下の通り、98度25分です。
出発点 到達点 方位角 距離
住吉大社 内宮(ないくう) 98°25′55.67″ 114,441.434(m)
住吉大社 外宮(げくう) 96°47′26.21″ 111,904.692(m)
外宮(げくう)の方は参考まで。
<参考:各神社の緯度経度>
神社名 北緯 東経 備考
内宮(ないくう) 北緯34度27分6秒 東経136度43分43秒  
外宮(げくう) 北緯34度29分2秒 東経136度42分23秒
 そして、上記地図に方位角98度の線を配したのが次の地図です。
     

 第一〜第三本宮、及び、楠君(なんくん)社が「方位角98度で一直線に並んでいる」とは言えませんが、起点を三宮の中心である第二本宮にしても、また、三宮の最も奥の第一本宮にしても、
楠君(なんくん)社を通って、方位角98度で内宮(ないくう)と一直線になっている」とは言えるでしょう。

 また、以下の記事で記載した通り、猿田毘古神が、『日本書紀 第九段一書(第一)』で「吾は伊勢の狭長田(さなだ)の五十鈴の川上に到るべし」と自ら言っているように、内宮(ないくう)で祀られている本当の神は猿田毘古神であり、その真の正体はイエス・キリストなのです。
○記事「5-(67).猿田毘古神=イエス・キリスト(その4)

 そして、内宮(ないくう)=猿田毘古神と考えれば、「今おられ」「やがて来られる方」の最後のピースである「かつておられ」が埋まることになります。

 この結果を一番最初に掲示した地図上にも示してみましょう。

    
     ※秋葉神社下社の情報は削除。


 このように、住吉大社を起点として、「今おられ、かつておられ、やがて来られる方」が3セットそろっていることになります。

 さらに、気づいた方もいるかも知れませんが、この3つのラインは、ほぼ等角度で並んでいます。
 実際に計算してみますと、それぞれの方位角は以下の通りですので、
出発点 到達点 方位角
住吉大社 伏見稲荷大社 32度56分
住吉大社 椿大神社 65度42分
住吉大社 伊勢神宮(内宮) 98度25分
中段の65度42分との差は、それぞれ、32度46分と32度43分となり、なんと、誤差3分。約33度で当角度に並んでいるのです。


 また、地図上で見る限り、「伊勢神宮(内宮)−住吉大社−白髭神社」は二等辺三角形になっているように見えます。しかし、こちらは調べてみると、おしい結果になりました。

 下記の通り、「伊勢神宮(内宮)−住吉大社」は114,441mで、一方、「伊勢神宮(内宮)−白髭神社」は112,026m。その差は約2kmです。
出発点 到達点 距離
内宮 住吉大社 114,441.434(m)
外宮 住吉大社 111,904.692(m)
内宮 白髭神社 112,026.041(m)
外宮 白髭神社 107,931.280(m)

 ただし、「外宮−住吉大社」なら119,904mで、「伊勢神宮(内宮)−白髭神社」との差は約121mです。もし、これが、「内宮−住吉大社」なら、「二等辺三角形になっている」と言い切って良い誤差だと思いますが、残念な結果でした。





 以上、長らく、猿田毘古神と塩土(しおつつの)老爺(おじ)の関連を見て来ましたが、緻密な計算の上で重要な神社の配置が決定されていることは明らかではないかと思います。




<参考、及び、留意事項>
<住吉大社の社殿の向き>
 以下の記事で記載した通り、あくまで地図上で確認しただけですが、住吉大社の本殿は、第三本宮のみ方位角95度、その他第一、第二、第四本宮は方位角97度で配置されているようです。

  ○記事「5-(8).住吉大社の配置


<住吉大社の式年遷宮>
 住吉大社ではかつて、伊勢神宮と同様に20年に一度の遷宮が行われていました。

 そして、現在の社殿は2008〜2010年に遷宮されたもののようですが、それ以前、どの位置に社殿が配置されていたのかは、現時点では確認出来ていません。

  ○参考 : 『住吉大社』 (住吉大社編/学生社/1977) P.197
        HP「住吉大社」 → 「住吉大社のあらまし」 → 「遷宮年表


 なお、地図を見る限り、伊勢神宮のように遷宮地が決まっているわけでもないようですし、また、現在の敷地の中央の位置から大きく移動するような遷宮も考えられないと思います。
 あくまで推測ですが、近年の遷宮では、同じ場所で建て替えをしているだけかも知れません。


<楠君社に宇迦之御魂が祀られた時期>
 楠君(なんくん)社は樹齢千年を超えるクスノキの霊が祀られているもので、祭神は上記で記載した通り、宇迦之御魂(うかのみたま)です。

 ただし、住吉大社のHPには、以下の通り、楠君(なんくん)社の説明があり、宇迦之御魂(うかのみたま)が祀られるようになったのは、江戸時代以降のことのようです。
HP「住吉大社」 → 「境内案内と文化財」 → 「楠君社
楠君社

 お稲荷さんです。境内の奥には、樹齢千年を超える楠 (くすのき) の大樹があり、
江戸時代、人々は楠の神秘的な霊力に祈りを捧げていました。その後、根元に設けられていた社にお稲荷さんを祭るようになったといわれています。現在では、大阪商人を始めとして、全国、さらに海外の信仰を集めるまでにいたりました。また祈祷木 (きとうき) があり、願い事と氏名年齢を書いて預けていただくと、お祓 (はら) いをし、祈祷した後、焼き納めます。








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